小学生:1位 オスグット / 2位 野球肘(内側) / 3位 足関節捻挫
中学生:1位 オスグット / 2位 足関節捻挫 / 3位 突き指
高校生:1位 足関節捻挫 / 2位 腰痛 / 3位 オスグット

小学3年生~5年生ごろは「かかと」6年生~中学生ごろは「膝」中学~高校生になれば「腰」と言う具合に

成長する骨によって痛む部分が変わってきます。

これは成長期によって大きく成長する部分が違うからです。

成長期ですので骨はどんどん成長します。まだ固まっていない成長過程にある柔らかい軟骨は、

いつも筋肉によって強く引っ張られている状態です。

その”引っ張られる力”に負けてしまい、炎症・ひどくなれば軟骨が剥離し強い痛みがでます。

いつも激しいスポーツを行っている子供に多く見られる障害です。

踵の骨は子供の頃には成長軟骨として離れた状態であり、まだ足の骨とは一体化していません。

ふくらはぎの筋肉に強く引っ張られ、ジャンプする、走ることによってその軟骨に負荷が掛かり、痛みを感じます。

踵のショックをやわらげるインソール・テーピング・お灸・超音波などを併用して踵への負担を軽減させ治療いたします。

オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)として有名。

太腿の筋肉は膝の下にある膝蓋靱帯から、成長軟骨につながっています。

これが強い負荷により、すねの成長軟骨が引っ張られて炎症を起こし、ひどくなるとその骨が出っ張ってきて痛みます。

専用のサポーター・テーピング・マッサージ・グラストンテクニック・鍼灸・超音波などを併用して膝への負担を軽減させ治療いたします。

成長痛と診断されても痛みがひどくないのなら、様子を見ながら運動を続けてもかまいません。

ただ、成長痛には個人差があり、自然に痛みが消える場合もあれば、無理をすればどんどん痛みが増してゆき、

成長期が終わってからも痛みが残る場合もあります。一度、ご相談ください。

保護者様へ

練習から帰ったこども達に「最近、どこか痛い所は無いかい?」と、聞いてみてください。
成長痛や捻挫などは早めの治療が大切です。