今回は有痛性筋痙攣についてお話します!!

有痛性筋痙攣と言っても何のことかわからないと思いますが、一般的に「足がつる」のことを言います。

最近患者さんでもよく足がつると言っておられる方が多く感じます。

いちがいに「足」と言っても、ふくらはぎ、足の指、土ふまず、太ももと広い範囲で「つる」は起こり、よく耳にする「腓返り(こむらがえり)」は、ふくらはぎがつった状態のことを言います。

 

足がつる原因としては、筋肉疲労・運動不足・加齢・冷え・脱水症状と言われています。

 

筋肉疲労:長時間立ちっぱなしや過度の運動時など筋肉にストレスがかかって起こる場合の原因といえます。

運動不足:逆に筋肉を使わなくても起こってきます。日常的に必要以上の筋肉を使っていない人に起こる場合の原因です。運動不足によって筋力が衰え、血流が低下すると発生します。

加齢:これも筋肉の関係ですが、加齢は筋力の衰えや血流の低下を招く一要因であり、一概には言えませんが、原因の一つとなります。

冷え:寒くなり身体が冷えていますと身体も動かさなくなりますし、筋肉も硬くなってきます。この冷えでも血流は悪くなるので原因の一つといえます。

脱水症状:「筋肉疲労」「運動不足」「加齢」といった原因もありますが、何より「足がつる」原因となるのは「脱水症状」が関係していると言われています。「脱水症状」とは体内に水分とナトリウム・カリウム・カルシウムなどの電解質が不足している状態のことで、足がつる以外にもめまいや頭痛、嘔吐、重度になると意識障害を起こすこともあります。この電解質の低下が原因となります。脱水症状は汗をかく夏に起きやすいイメージがありますが、水分摂取を忘れがちな冬も注意しなければなりません。

※適度な運動と水分補給を心がけて血流をよくしてあげとくことが大事になってきます!!