今回は成長期のスポーツ障害についてお話していきます!!

まず、スポーツ障害とは?

長期的に同じスポーツを続けることにより、比較的弱い力が体の一定部位に繰り返し負担が加わって損傷するものと考えられています。

 

成長期のスポーツ障害はなぜ起きてしまうのか?

成長期にはまず骨が成長し、筋肉がそれを追いかけるように身体が作られていきます。男子の場合は高校1~2年生、女子は中学3年生ほどまでが成長期です。この時期の骨は、両端が軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部分から骨が伸びていきます。そのため、骨、関節は成人と違って構造的に弱く、強いけん引力、圧迫力が繰り返し働くと、傷ついたり変形したりして障害が生じやすいのが特徴です。

原因)
●姿勢(軸)のブレ
●誤った動作の繰り返し
●運動方法や運動時間
●使い過ぎ(overuse)

比較的多い主な障害

野球肘・オスグッド・シュラッター病・シーバー病・腰椎分離症・腰痛すべり症・膝前十字靭帯損傷 etc