本日はばね指についてお話していきます!!

ばね指とは?

指を曲げるための腱があり、その腱を支える腱鞘と呼ばれる部分に炎症が起こることが原因で発生する疾患です。

指が曲げづらい、痛みを感じる、などの症状を感じた場合、指の腱鞘炎(ばね指)である可能性があります。

 

原因は?

指先を使う仕事をしている人がなりやすいですが、30~50代の女性は産前産後、更年期障害やホルモンバランス異常によっても引き起こされると言われています。

近年ではパソコン、スマホ、ゲーム機などの長時間使用が原因で引き起こされることが増えています。

 

症状は?

手のひらの指の付け根に固く感じるものができ、押すと痛みを感じます。指を動かすとカクッという引っかかりを感じます。

朝起きたときに一番症状が強く、日中は軽減することが多いです。ひどくなると指を完全に伸ばすことができなくなります。親指、中指、薬指に多く、人差し指、小指にはあまりみられません。

時には炎症を起こし熱を持ち、腫れることもしばしば起こります。

 

療法は?

・安静が第一になります。

・ストレッチやマッサージで血流を良くし腱の動きを良くします。

・原因の動作を減少させる。

・サポーター・テーピングで動きの制限をかけるのも有効です。

・症状が悪化してしまう場合は手術療法になる場合もあるので早期の治療が大切です。