本日は疲労骨折についてお話していきます!!

疲労骨折とは?

一度には骨折が起こらない程度の外力が繰り返し加わった場合に生じる骨折です。いわゆるオーバーユースです。

最近はスポーツの過度の練習によって起こることが大多数となってきています。

あらゆる年齢に発生しますが、筋力の発育や体力的な問題から成長期に最も多くみられると報告されています。

 

どの部分に発生するのか?

発生部位は競技によっても異なりますが、下肢の骨におこることが圧倒的に多く、脛骨(すねの骨)、中足骨(足の甲の骨)、腓骨(すねの外側の細い骨)に多くみられます。

野球では上肢の尺骨肘頭(肘の骨)、ゴルフでは肋骨におこることがあります。腰椎分離症も脊椎の疲労骨折となります。

好発部位は中足骨35%、脛骨27%、肋骨12%、腓骨9%、尺骨・大腿骨・足関節の内側がそれぞれ3%くらいです。

 

原因は?

スポーツ選手では短期的に集中的なトレーニングを行ったときに生じることが多いのも特徴です。

選手側の要因としては、筋力不足・アンバランスな筋力・未熟な技術・体の柔軟性不足などが考えられ、環境側の要因としては、オーバートレーニング・選手の体力や技術に合わない練習・不適切なシューズ・練習場が固すぎたり・柔らかすぎるなどが考えられます。

 

どうしたら疲労骨折とわかるのか?

X線(レントゲン)検査を行います。骨折の有無を確認しますが、疲労骨折の初期ではわからない場合も少なくありません。

そのような場合は1~2週間後に再度X線写真をとるか、MRI検査をすることもあります。

 

治療法は?

・骨折なので安静に競技の中止となります。

・骨癒合の状態に応じて患部外のトレーニング・リハビリも行います。

・原因となっているものを見直します。

・骨折には酸素カプセルが有効で骨の癒合を早めて治りをはやめる役割があります。