本日は腰椎分離症・分離すべり症についてお話していきます!!
腰椎分離症とは?
いわゆる腰椎の疲労骨折です。
何らかの繰り返しの負荷が腰部に加わり、腰椎が分離することを腰椎分離症といいます。この分離から悪化し分離した骨がすべってズレてしまう事を分離すべり症と呼びます。
腰椎分離症は、成長期(小学生~高校生)のスポーツ選手に発生する事が多いものです。
ジャンプ動作や腰の回旋(ひねり)を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。
1回の動作で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こることが多く、一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では20~30%の人が発生していると言われています。
どのようなスポーツで多く発生するのか?
サッカー(キックやヘッド動作)、バレー(スパイクやアタック動作)、野球(投球やスイング動作)、ゴルフなど、ジャンプや回旋動作、身体を反る動きで発生することが多くあります。
スポーツ活動では腰部の筋挫傷などの筋・筋膜損傷が発生することも多いですが、長い期間続く腰部痛は分離症を疑いましょう!