本日も腰椎分離症・分離すべり症についてお話します!!
腰椎分離症の症状は?
初期の症状では腰部痛のみの場合が多いです。そのため軽く考えてしまい、負担となっている動作を継続して行ってしまう事が多くあります。
症状の悪化で、下肢痛・しびれ等も見られることもあります。進行して分離すべり症も疑われます。
※早期の検査、安静が大事になります。
予防法は?
骨癒合が得られたら再発予防のためのストレッチ行いましょう。
腰椎分離症は成長期の子供に発症することの多い疾患です。成長期には骨が特に成長するので筋肉・腱が相対的に短縮しています。そのために筋肉により骨盤の動きが制限されることで腰椎に曲げたり反らしたりする過負荷がかかりやすくなっています。
この疾患に最も有効な方法は『ジャックナイフストレッチ』です。
しゃがんで両手でカカトを持ったまま両膝を最大に真っ直ぐに伸ばします。このストレッチで腰椎の前屈と骨盤の前傾を改善し、ハムストリングス(太もも裏の筋)と下腿三頭筋(ふくらはぎの筋)をしなやかにすることで疲労骨折を予防することができます。
さらに、股関節が硬いと腰椎に捻り方向の負荷が加わりやすくなりますので、股関節と周囲の筋群のストレッチも重要です。