本日も子供の足についてお話していきます!!
前回は最近は子供の偏平足が増えて来ているという話をしましたが、今回は偏平足の中の外反扁平足についてお話していきます。
外反扁平足とは?
「立位で足を後ろから見たときに踵の骨(踵骨)が内側に倒れている状態(外反)」+「土踏まずが形成されていない状態(扁平足)」=【外反扁平足】と呼ばれています。
小さい頃はみんなベタ足で、年齢と共にきちんとしたアーチを形成し「土踏まず」を作ります。
この土踏まずの形成ができていないものが偏平足といいますが、この偏平足は良く見られます。偏平足を放置し少しづつ形のくずれた状態を外反偏平足といいます。
この外反偏平足のほとんどが骨には問題はなく、関節の不安定・筋肉の不足が原因の場合が多いです。関節の不安定は年齢と共に改善がみられることが多くあります。
外反偏平足の症状は?
・足部の傾き(外反)により、足関節痛や足裏痛がみられる場合があります。
・足の形の変形
・足裏で吸収するはずの衝撃を他で受ける為、膝痛や股関節痛も起こりえます。
・運動能力の低下やバランスを取りずらい。よくつまずく。
・靴のすり減りがとても早い。などの症状がみられます!!
治療法は?
・少しでも偏平足と感じたら早めにインソールを入れることが大切です。インソールにより常に正しい足の形でいることが可能になり、変形・他の部分の故障を防ぐことができます。
・足趾の簡単な運動を毎日行う。足趾を使い足の筋力を使っているうちに偏平足の改善がみられます。
・裸足で過ごしたり、5本指靴下を履くなどして日常生活でも足趾をしっかり使えるようにしておくことも大切になります!!