本日は足関節捻挫についてお話していきます!!
足関節捻挫とは?
足関節(足首)で起こる捻挫のことをいいます。足関節捻挫の8~9割が内反捻挫という、内側に捻ってしまう捻挫です。
残りの1~2割は外反捻挫という外側に捻ってしまう捻挫です。外反捻挫の場合、重症化しやすい場合があります。
足関節捻挫はスポーツ活動中に発生する事が多く、バスケット・ラグビー・サッカー・野球・テニスなど様々なスポーツで発生します。また、スポーツ活動中以外にも日常生活で、階段を踏み違えた・石ころを踏んで捻った・段差につまずいたなどでも起こりえます。このように日常生活でも起きてしまうため、捻挫を軽視していまうケースが大変多く「ちょっと捻っただけだし大丈夫」とそのまま放置してしまうケースがほとんどです。
そのため一度捻挫をして放置していた人は、繰り返し捻挫を起こしている人が多くいます。
症状は?
足関節のくるぶし周りの腫れ、熱感、重度の損傷では皮下出血(内出血)がみられることがあります。
靭帯の損傷具合により、足関節の動揺性なども起こる場合もあります。力を入れた際に痛みが出たり、歩行時で痛みがでたりと損傷の程度により様々です。
損傷の分類は3つに分けられ、Ⅰ度:靭帯の軽度の損傷 Ⅱ度:靭帯の部分断裂 Ⅲ度:靭帯の完全断裂となります。
Ⅲ度損傷では、ギブス固定を用いる場合があります。
※スポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、重症度の高い障害ですが、軽視され慢性化する場合が多いので注意を要します。