本日は肋骨の疲労骨折についてお話していきます!!

肋骨骨折は、転倒して浴槽や椅子の角に胸を打ちつけたときに骨折しやすいのですが、ゴルフの練習で同じ動作であるスイングを過度に反復したり、投球動作の繰り返しでも肋骨の同じ部位にストレスを加え続けることになり、疲労骨折をおこします。

肋骨の疲労骨折はゴルフ骨折と呼ばれるくらいゴルフなどのスイング、身体を捻る動作での発生頻度が高いと言われています。

 

好発部位は?

スイングなどで発生した疲労骨折の場合は、右利きであれば左側の肋骨の後ろの方に多くみられるといわれています。

逆に左利きであれば右側で起こります。

第3~9肋骨にこの骨折は発生しますが、多くは第6肋骨にみられます。

 

原因は?

ストレッチの不足で筋肉が硬い状態で無理に動作を行うことにより、筋肉に骨が引っ張られ発生します。

急にゴルフの練習に通い始めて、慣れない練習を過度にやりすぎたりしてもストレスがかかり発生します。

 

診断は?

ゴルフや野球で背中に痛みを感じたら注意が必要です。咳やクシャミで痛みが強くなり、骨折しているとその部位に強い圧痛を感じます。

レントゲンで診断は可能ですが、エコー検査やCT検査でも診断可能です。

 

※肋骨の骨折は胸部コルセットを巻き動作を控え安静にするのが大事になります。