外反母趾についてお話していきます!!
外反母趾とは?
足の母趾(親指)の先が第2趾(人差し指)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出した部分に痛みを伴う疾患です。
原因は?
長い期間ヒールや幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。最も多い中年期のものは履物に加えて、肥満と筋力低下などによっておこることもあります。
症状は?
外反母趾の1番の特徴は変形です。変形により足のつき方も変わってくるため胼胝(タコ)ができてきます。
母指の一番出っ張った部分に痛みを伴います。
母指以外の趾が槌趾になり痛みを伴う場合もあります。
治療法は?
・初期では患部のアイシングで炎症を取り除きます。
・足裏の筋力強化、足趾のストレッチを行います。
・インソールを用いて正しい足のアーチを作ります。
・テーピングにて足を正しい位置に固定する場合もあります。