本日はインナーユニットについてお話していきます!!
前回も少しお話しましたが、インナーユニットとは体幹部の4つの深層の筋肉、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群で構成されています。
この筋肉は、呼吸や姿勢保持など日常生活で当たり前に関わっているだけでなく、妊娠・出産など女性特有のからだの変化にも大きく影響します。また、動作開始時に働くためアスリートやスポーツをやっている方のパフォーマンスにも関連しており、幅広い分野で注目されています!!
インナーユニットの働きには、①姿勢保持 ②内臓の保護 ③安定化 ④予備動作などがあります。
①姿勢保持
インナーユニットは4つの筋肉で上部、下部、腹側、背側を一つのユニットとしてかたちどっており、姿勢の変化に応じた 調整や保持をする働きがあります。インナーユニットが弱くなることで姿勢が崩れ、腰痛や肩こりを引き起こしてしまいます。
②内臓の保護
腹部には沢山の臓器がありますが、骨で守られていません。インナーユニットが働くことで腹部内圧をあげ、骨盤帯や腰椎の安定性を助けるだけでなく内臓を保護する役割を持っています。
③安定化
上記でも書いたように、腹部内圧を高めることで骨盤帯や腰椎を安定させています。
④予備動作
動作開始時に働くことで、円滑で安定した動きをすることができます。
例えば目の前のコップに手を伸ばす時、手を伸ばすという動作を開始する前に一番最初にインナーユニットが働きます。
インナーユニットが働き、腹部内圧が高まることで体幹が安定し、手足が動きます。
※この部分の安定性こそが、他の動作の安定性につながるため、トレーニングは大事になります!!