本日は五十肩のリハビリトレーニングを紹介していきます!!

前回は五十肩の症状についてお話していきましたが、今回から慢性期、回復期に行う運動療法についてお話していきます。

●コッドマン体操(振り子運動)

この運動は五十肩のリハビリで最も有名な運動療法です。1キロくらいの重りまたはペットボトルを準備します。

①「痛くない方の手」をテーブルについて支えにして、痛まない程度の角度で少し身体を前かがみになります。

②「痛い方の手」でおもりを持ち、肩の力を抜いて腕を垂らします。

③垂らした腕を「前後」「左右」「円を描く」運動を脱力状態で行い、振り子のようにします。

※回数は各10往復×2セット行いましょう。痛みの軽減に伴い、身体の前かがみの角度を深くしていきましょう。

◎注意点

・痛みが酷いときは、手におもりを持たずにできる範囲で行いましょう。

・腕の力で動かすのでは無く、遠心力で振るという感覚で行います。(腕の力・肩の筋肉を使わず、身体(体幹)を揺らして、その振動で腕を動かします。)

・風呂上りやホットタオルで肩を温めてから行うとスムーズに運動できる場合があります。