本日は熱中症についてお話していきます!!

最近ニュースで毎日のように熱中症という言葉を耳にします。スポーツ現場、学校、家など色々なところで発生し、野外、屋内関係なく起こりえるものです。

熱中症とは?

高温、多湿、風が弱い、輻射熱(地面や壁などからの放射により伝わる熱)がある環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れるなど体温や体液の調整機能が上手く機能しません。

このことが原因で体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を引き起こし、重症化したものでは死に至る可能性もある危険なものです。

●重症度によって、次の3つの段階に分けられます。

◎Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症 …… 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)

                        筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)

                        大量の発汗

 

◎Ⅱ度: 病院への搬送を必要とする中等症 …… 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

 

◎Ⅲ度: 入院して集中治療の必要性のある重症…… 意識障害、けいれん、手足の運動障害

                         高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

 

※熱中症は起こる前の予防と起こった後の素早い対処が大切になります!!