本日は腰部脊柱管狭窄症についてお話していきます!!
腰部脊柱管狭窄症とは?
人間の背骨は一つ一つを脊椎と呼び、脊椎の後方部分には脊柱管と呼ばれる部分があります。
その脊柱管内は脳から繋がって脊髄が通っています。この脊髄は腰椎の1~2番の高さで馬尾神経になり、まるで馬の尻尾のような細い神経の束で下まで繋がっていきます。
この脊柱管の中に何かしらの変性が起こることで脊柱管内が狭くなり、その中を通る馬尾神経や馬尾神経から枝分かれして脊椎を出る部分の神経の根っこを圧迫することで脊柱管狭窄症になります。
脊柱管狭窄症の症状を発症する事の多い年齢は、50歳~80歳代と言われています。腰椎ヘルニアと違い若年者には比較的発生の少ない疾患となります。
脊柱管狭窄症になりやすい人は、過去に腰部に負担が掛かる運動を長期間続けていたり、普段から頻繁に腰を曲げ伸ばしするような動作を長期間続けていたり、長時間の座りっぱなしの動作や同じ姿勢を長時間取り続ける環境に身をおいている事の多い人に起こりやすい疾患です。