本日も腰部脊柱管狭窄症についてお話してきます!!

腰部脊柱管狭窄症の症状は?

圧迫の程度が軽い初期は軽度のしびれや痛みのみで日常生活にそれほど影響がないこともありますが、圧迫が重症化すると下肢の痛み、しびれ、筋力低下が出現し歩行が困難になる場合もあります。

また固有症状として間欠性跛行(かんけつせいはこう)という特徴的な症状があります。

これは最初歩いていても痛くないのに、徐々に時間の経過と共に腰部や臀部から足にかけて痛みやしびれが生じてきます。しかし、痛みが強くなって座って少しの間休むと、また痛みが消えるのでしばらくは歩けるようになる。これを繰り返します。

この特徴ある症状を間欠性跛行と呼びます。

◎患者さんが感じている症状

長時間歩いていると腰から足にかけて痛みが出てくる / ひどい時は20メートル歩くのもやっと / 体を反らす動作をすると痛くなり、体を丸めると楽になる / 歩いていて痛くなってくるが、一旦座って休んだら、また歩けるようになる / お尻からふくらはぎにかけての痛みやしびれを感じる / 痛みの強い時は寝ている時に寝がえりが痛くてうてない / 足の血流が悪く、よく冷えを感じ、足をつることも多い など