本日は梨状筋症候群についてお話していきます!!

●梨状筋症候群とは?

梨状筋症候群とは、梨状筋という骨盤~大腿骨にかけて付着している股関節の動きに関与する筋肉があります。その筋肉の付近を神経や血管が走行していますが、その部分で梨状筋が坐骨神経を圧迫し痛みやシビレを発生させるものを梨状筋症候群といいます。

スポーツ選手や長時間同じ姿勢で座っている事のある人に発生することが多いです!!

 

●どんな人に多いのか?

スポーツ選手では、サッカーや陸上の長距離選手のような股関節運動が多い人や臀部に負担のかかる人に多いです。

仕事では、長時間のデスクワークや車の運転をしているスポーツ選手とは逆に全く股関節の運動のない人にも発生します。

梨状筋の硬さが一番の原因になりますが、股関節周囲には多くの筋肉があるため梨状筋以外の筋肉のバランスもかかわってきます。

 

●症状は?

主にスポーツによって出現する坐骨神経痛が主症状で、殿部痛、大腿後面痛やピリピリ・チクチクするような痺れなど多彩な症状を発する疾患です。梨状筋に硬さがあると、股関節に力を入れて外旋したときや、他動的に内旋させるときに痛みが発生します。

殿部に圧痛もあり、圧迫時に痛みと同時にシビレ等も発生する場合があります。

 

※痺れなどの症状がある場合、早期の治療が早期の改善につながるので異変を感じたら一度ご相談ください。